
reTerminal による転倒検知システム:複数現場の安全見守り
reTerminal を中心に、転倒を検知すると警報を出し、タッチ画面で監視と設定を行います。医療・高齢者介護・工場の現場で利用。
居室の AI ハードウェアは 2 つのことを行います:転倒の検知と、呼びかけ認識のための収音。
介護施設や在宅介護での定期巡回だけでは24時間の見守りが難しく、高齢者の転倒直後は自力で救助を呼べません。また居室の常時カメラ映像をクラウドへ送信することは重大なプライバシー侵害を招きます。
居室内にエッジAIカメラまたは小型エッジPCを設置し、端末側で骨格姿勢推定と転倒判定を実行。転倒発生時のみ時間とエリア情報を含むアラートを介護システムへ通知し、生映像は端末外に一切出しません。
主なメリット
浴室やトイレなど極めてプライバシー性の高い空間や夜間の暗所では、カメラの設置が難しく死角となります。高齢者の滑倒や体調急変時、外部へ助けを求められないまま発見が遅れるリスクがあります。
室内反響を除去する遠距離4マイクアレイとエッジ音声認識モジュールを配置。端末側でうめき声・転倒衝撃音・救助キーワード(「助けて」等)をリアルタイム判定し、数ミリ秒でナースコールへ通報します。
主なメリット
まず居室で使う機器を決め、部屋数に応じて検知ホストを選びます。
選び方に迷ったら 選定ガイドを詳しく見る →
部屋にカメラはありますか?音声収集だけの場合は最後の項目を選びます。
カメラが映像を出し、検知ホストが判定し、イベントは既存の呼び出し・介護システムへ送られます。reCamera ではカメラ自身が判定するため、検知ホストは不要です。
主なメリット
| 製品画像 | 製品 | 用途 | 導入方法 |
|---|---|---|---|
![]() | reCamera Pro | 撮影+本体で転倒判定 | ソリューション対応済み |
![]() | reCamera 2002 | 撮影+本体で転倒判定 | ソリューション対応済み |
![]() | reSpeaker XVF3800 | 遠距離4マイクアレイ、呼びかけと音を収音 | オンデバイス音響AI対応 |
カメラを設置できる部屋は一体型 AI カメラを使用。浴室などプライバシー空間は遠距離マイクアレイで異常音や呼び声を検知します。
主なメリット
| 製品画像 | 製品 | アクセラレータ | 選ぶ場面 |
|---|---|---|---|
![]() | reComputer R2035-12 | Hailo-8 | 多室を1台に集約、実測16系統(サブストリーム) |
![]() | reComputer J4012 | Jetson Orin NX | 16系統1080p完全HWデコード、VLM並行余力あり |
![]() | reComputer J3011 | Jetson Orin Nano | 8系統1080p完全HWデコード、高電力効率 |
![]() | reComputer RK3588 | Rockchip NPU | Rockchip導入済み、実測5系統 |
![]() | reComputer RK3576 | Rockchip NPU | Rockchip導入済み、実測1系統 |
既存の IP カメラを使う場合は検知ホストが必要です。判定ロジックはどのホストも同じで、違いはアクセラレータと接続できる系統数です。
主なメリット
インターネットは不要です。姿勢推定・トラッキング・転倒判定は reCamera または検出ホスト上で動作し、イベントを外部システムへ転送する場合にのみインターネットを使います。映像はデバイス内に留まり、ネットワークに流れるのはフレームあたり数百バイトの JSON メッセージです。
15 FPS での実測:reComputer R2000(Hailo-8)16 系統、J40 9 系統、J30 8 系統、RK3588 5 系統、RK3576 1 系統。reCamera は自身の 1 系統のみを判定します。デプロイのプリセットは 1 系統のため、系統数は自社のカメラで実測してから決めてください。
検出器は MQTT でフレームごとに JSON を 1 件送り、homeassistant/ 配下にディスカバリ設定を発行するため、Home Assistant は同じブローカーに接続するだけで使えます。アラームパネルは webhook POST でアラーム ID・種別・エリア・時刻も送れます(映像は含みません)。reCamera 構成ではアラームパネル用にホストを 1 台追加します。
対応しています。reSpeaker XVF3800 遠距離マイクアレイとエッジホストを組み合わせ、キーワード検知(「助けて」「転んだ」など)や音響異常検知(衝突音など)をローカル実行し、カメラを置けない場所でも常時見守りを実現します。アラームパネルは双方向音声確認にも対応し、転倒検知時に部屋へ呼びかけ、助けを求める声や無応答を検知すると緊急アラートを確定します。
使えません。転倒検知は医療機器でも認証済みの緊急救助製品でもなく、アラームは人が判断し対応する必要があります。27 クリップのホールドアウトテストセットでは 6 構成の平均転倒再現率が 95.8%、遠景と遮蔽を含む外部データセットでは 52.9%〜58.8% でした。
可能です。本ソリューションで使用する Seeed 製品は、ロゴ・筐体・パッケージ・プリインストールファームウェアのカスタマイズに対応し、既存モデルへのインターフェースや機能の追加・削除も可能です。対応範囲と流れはハードウェアカスタマイズサービスをご覧ください。。