
製造業の AI 欠陥検出:reTerminal DM をビジョンシステムの HMI に
検査ソリューション企業が reTerminal DM を AI ビジョンシステムの HMI として採用し、量産時の欠陥検出と組立確認に活用。
3つの主要な外観検査タスク:表面欠陥検出、欠品・寸法検査、ラベル文字認識に対応。
従来の目視検査は作業員の疲労や判定基準の個人差により見逃しが多く、高速な搬送ラインに追従できません。微細な傷やピンホールが後工程へ流出し、大量返品を招くリスクがあります。
ライン脇にファンレス産業用エッジPCを設置し、高速産業カメラとストロボ照明で同期撮像。30〜60 FPSで表面欠陥モデルを逐フレーム推論し、不良検知時は10ミリ秒以内に絶縁DOでエアシリンダーを駆動して自動排出します。
主なメリット
多数の部品が混在する組立工程では、ワッシャー欠落やネジ締め忘れ、逆向き誤組付の見落としが多発します。従来の三次元測定機は抜き取り検査に限られ、全数リアルタイム防ポカができません。
ワークステーション上方に高解像度産業カメラを固定。光学キャリブレーションとテンプレート照合により、単一フレームで多数の組付箇所を同時検知し公差を測定。NG時はModbusでPLCへ即座にインターロックをかけます。
主なメリット
ハンディバーコードリーダーは作業員の手動読取が必要で梱包工程のボトルネックになります。金属銘板の反射やドット刻印のかすれにより従来のルールベース画像処理では誤読やライン停止が頻発します。
梱包コンベア脇に一体型エッジAIカメラを配置し、深層学習OCRモデルを端末上で実行。高速搬送されるワークからロット番号・型番・二次元コードをミリ秒で読取り、MES作業指示とリアルタイム照合して混入を防ぎます。
主なメリット
構成図の左から順に、カメラ接続を決め、広温度対応産業用PCを選定し、PLC・MES判定出力を設定します。
選び方に迷ったら 選定ガイドを詳しく見る →
工程にどのカメラを使いますか?カメラの接続方法で可能な検査が決まります。
構成は工程カメラ・エッジ産業用演算・判定出力の3層で、画像は端末側で即時推論完結。後続の3つの tab は工程カメラ接続・検査ホスト選定・判定出力を順に説明します。
主なメリット
| カメラ種別 | 接続インターフェース | 対応する検査タスク | ハードウェア同期機構 |
|---|---|---|---|
| GigE Vision 産業カメラ | ギガビットPoEでホスト直結 | 表面微小欠陥・高速コイル・精密組立 | フォトカプラDIでストロボ発光同期 |
| USB3 Vision 産業カメラ | USB 3.0高速ポート接続 | ステップ組立検査・図面公差測定 | ソフトウェアまたは外部光電トリガ |
| RTSP ネットワークカメラ | イーサネットRTSPストリーム | 包装外観検査・ワーク有無検知 | ネットワーク映像の連続フレーム解析 |
| reCamera Pro 一体型AIカメラ | 8MPセンサー内蔵(ホスト不要) | 基板欠陥検出のみ、欠品・寸法は非対応 | オンボード露光制御とエッジ直接推論 |
GigE Vision・USB3 Vision・RTSP産業カメラに対応し画角と解像度を確保。絶縁DIで光電センサとストロボ照明をハードウェア同期させ、高速移動ワークのブレを防ぎます。
主なメリット
| 製品画像 | 製品 | 位置づけ | 現場インターフェース | 対応する検査 | カメラ接続 |
|---|---|---|---|---|---|
![]() | reComputer Industrial J3011 | ファンレス検査ホスト(Orin Nano 8GB) | CAN、DI/DO、ギガビットイーサネット | 表面欠陥・欠品・寸法 | RTSP ネットワークカメラ |
![]() | reComputer Industrial J4012 | ファンレス検査ホスト(Orin NX 16GB) | RS-485、CAN、DI/DO、ギガビットイーサネット | 表面欠陥・欠品・寸法 | RTSP ネットワークカメラ |
![]() | reComputer Industrial R2035-12 | 産業用ホスト + Hailo-8 | RS-485、RS-232、DI/DO、ギガビット+ファストイーサネット | 表面欠陥・欠品・寸法 | RTSP ネットワークカメラ |
![]() | reCamera Pro | 一体型AIカメラ、ホスト不要 | ギガビットイーサネット | 基板欠陥検出 | 内蔵 8MP センサー |
![]() | reComputer R1025-10 | 産線側ゲートウェイ、検査なし | RS-485、イーサネット | 検査モデルは動作しません | カメラ入力なし |
複数カメラによる高速外観検査にはファンレス産業用PC J4012、単一の軽量工程には J3011、生産ラインのデータ収集とプロトコル変換には R1000 ゲートウェイが適しています。Orin シリーズは INT8 ハードウェアアクセラレーションに対応し、高速ラインのタクトタイムを満たします。
主なメリット
| 出力方式 | 物理インターフェース | 対象システム | 判定データと動作内容 |
|---|---|---|---|
| 絶縁 DO(有線出力) | フォトカプラ絶縁端子 | エアシリンダ / 排出機構 | 10ms以内にパルス信号を出力し不良品排出機構を直接駆動 |
| Modbus TCP(ポート502) | RJ45 ギガビットLAN | 産線制御 PLC | コイル0がNG・コイル1がOK、保持レジスタに欠陥コードと測定値を書き込み |
| MQTT | イーサネット / Wi-Fi | 工場 MES / SCADA | タイムスタンプ・工程ID・判定理由・処理時間を含むJSONイベントを発行 |
| HTTP / Web | ローカルネットワーク | 現場 HMI / モニター | 検出枠付きライブ映像と不良品キャプチャ画像をリアルタイム表示 |
判定出力は二重系統:絶縁フォトカプラDOが10ms以内にシリンダを駆動して排出、Modbus TCPでPLCに欠陥分類を通知、MQTTで検出枠付きの追跡イベントをMESに送信します。
主なメリット
GigE Vision・USB3 Vision・RTSP対応カメラを検査ホストに直接接続できます。カメラをワークに対して剛性固定し、照明を安定させ、検査対象全体を画角に収める必要があります。
可能です。二重連携に対応:絶縁DOにより10ms以内にエアシリンダやエアブローを直結駆動して排出し、Modbus TCPのコイルと保持レジスタで欠陥分類と測定値をPLCに同期します。
自社ラインのサンプルによる再学習に対応しています。表面欠陥の標準モデルは動作確認用で、量産前に実欠陥画像でYOLOモデルを微調整します。組立ポカヨケは現場で検査エリアを柔軟に校正可能です。
アップロードされません。画像撮影・YOLO推論・寸法測定・合否判定はすべて工程横のファンレス産業用PC内で完結し、外部へは構造化された判定データやイベントのみ送信します。
代替できません。画像測定は校正治具による亜ミリ換算で組立や成形品の公差外れを防ぐためのもので、公的校正を受けた計測器ではなく、三次元測定機などの精密計測認証の代わりにはなりません。
可能です。Seeed の産業用PCや一体型カメラは筐体カラー・シルク印刷ロゴ・梱包・ファームウェア事前導入などの OEM/ODM に対応します。詳細は ODM/OEM カスタマイズ をご覧ください。